平成30年度山口県赤十字奉仕団中堅団員研修会を開催しました!
平成30年10月16日(火)、カリエンテ山口 婦人教育文化会館(山口市)にて、地域で活動する赤十字奉仕団の中堅団員を対象に研修会を行い、県内各地域奉仕団から65名が参加しました。
午前中は、赤十字への更なる理解を深めることを目的に、赤十字の起こりやマークの意味、赤十字の基本原則等を、支部指導講師の藏本隆博先生からお話をいただきました。
次に、大雨に際し、自分や家族の命を守るためにどのような準備・行動が必要か、時系列で考える大雨防災ワークショップ「経験したことのない大雨、その時どうする?」を実施し、それぞれのグループに設定した被災条件を基に、活発に意見交換をしました。
午後からは、ワークショップの続きとして被災場所を自身の地域に移し、「地域奉仕団として災害時にできること」をテーマに話し合いました。
その後、「平成30年7月大雨災害」に対する日赤県支部の対応の報告、続いて、県内の被災地で炊き出しを行った周防大島町赤十字奉仕団の事例発表がありました。
研修の最後には、「避難所で役立つ技術」では、毛布を使ったガウンや風呂敷で作るリュック、ほっと安らぐリラクゼーションを実施。また、「身近な物を使った応急手当」では、大判ハンカチ・バンダナを使った包帯や止血法、ストッキングやレジ袋を使った手当の方法を実施しました。
参加者からは、「災害時だけでなく、日頃から個人や地域で備えておくことが必要だと感じた。」「今日学んだことを地域に持ち帰って、実践したい。」などの感想がありました。また会に先立ち、山口県連合婦人会様から、県内の婦人会で会員を中心に募った「平成30年7月大雨災害義援金」100万3,900円をご寄託いただきました。
お預かりした義援金は、全額被災地へ送金いたします。ありがとうございました。