下関市赤十字奉仕団が防災減災講習を実施しました!
令和3年2月16日(火)、下関市生涯学習プラザ多目的ホールで、下関市地域奉仕団20名を対象に防災減災研修を実施しました。
今年は、東日本大震災から10年という節目の年であるため、本研修では「東日本大震災」をテーマに講演を行いました。
前半は支部職員から、災害の概要についてお話し、後半は防災奉仕団の金子講師が、当時の宮城県南三陸町の津波の被害状況について動画を使ってお伝えし、その後、宮城県での実際のボランティア活動(4月15日~19日派遣)について講演をしました。
講演のなかで、金子講師は、被災者から直接聞いたメッセージを読み上げました。
◆被災者からのメッセージ
「被災地では、想像もつかないことが現実起きました。自分の身に置き換えることができますか。お願いですから私たちを忘れないでください。」
「毎年のように災害がおきています。私たちが経験した教訓を今後の災害に活かしてください。命を大切にしてください。」
参加者からは、「毎年行っている炊き出し訓練は、コロナのため自粛していましたが、今日の話を聞いてコロナでも災害は発生する。コロナの状況下でも対策をしっかりしたうえで実施検討していこうと思った」と感想を述べられました。
※下関市赤十字奉仕団は、毎年夏と冬に防災減災講習として「炊き出し」を実施しています。