JRC加盟校の室積小学校が、石巻の東日本大震災被災者が講演するオンライン授業に参加しました!
令和3年2月12日(金)、光市立室積小学校5年生33名が道徳の授業の時間に、東日本大震災の被災者で、現在は石巻市で震災語り部活動をされる高橋正子さんとオンラインで繋ぎ、「伝えたいこと 津波がおそった寒い夜の話」と題した講演を聞きました。
これは、日赤宮城県支部が「震災を風化させてはいけない」との想いから、発災10年を機に企画した「オンライン語り部活動」というプロジェクトで、全国のJRC加盟小・中・高校を対象に全26回開催しているものです。
この日のオンライン授業には、9都府県から13校が参加し、高橋さんとご家族の被災体験に耳を傾けました。
「食べものも、着るものもなく、雪の降る中、濡れたまま、山の中で野宿しなければならなかったあの夜。みんなが、お年寄りや赤ちゃんを気づかい、少ない食べものを分け与えたり、ブルーシートを敷いてあげたり。知恵を出し、力を合わせて危機を乗り切ったのです。」と、実際に体験されたことを語っていただきました。
最後に高橋さんは、「災害が起こる前に、家族と避難場所などについて話し合って準備をしておいて欲しい。」と訴えられました。