萩高JRC部が東日本大震災10年を機に防災・減災に関する活動を実施しました!

令和3年3月3日(水)、山口県立萩高等学校のJRC部10名が、学校近くの萩幼稚園で年長園児32名を対象に、日赤の幼稚園・保育所向け防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を使って防災講習を実施しました。

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JRC部メンバーは教材シートをひろげ、「この女の子は、地震が怖かったから人を押して走って逃げています。この行動は正しいですか」と園児らに問いかけます。

「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない。 『お・は・し・も』を覚えてね!」と身振り手振りを使って、自分の命を守るための行動を伝えました。

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14時からは萩高校に戻り、JRC部17名が日赤宮城県支部主催の「東日本大震災10年・オンライン語り部企画」に参加しました。

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この回では萩高校のほか、北海道・埼玉・長野・群馬から4校が参加しました。

語り部は、石巻市在住の防災士 佐藤富蔵氏。「私がいつもラジオを持っている理由」と題して講演をされました。佐藤さんは自宅で津波に巻き込まれました。運よく命は助かりましたが、避難している間、情報が入ってこないことが一番不安であったと話されました。

聴講した高校生メンバーは、「まず自分の命を守るための行動をし、困っている人が周囲にいれば手を差し伸べたい」と感想を述べました。