令和3年度山口県青少年赤十字指導者研修会を開催しました。
令和4年2月25日(金)、昨年度はコロナ禍のため中止となった本研修会を2年ぶりに開催し、63名の教員が出席されました。
オンライン形式での開催は初めででしたが、加盟小・中学校からは校長・教頭が、幼稚園・高校からは担当教員が多く参加され、また未加盟の幼稚園4、小学校2からも参加がありました。
プログラム内容と、参加者アンケート結果については以下のとおりです。
また当日の映像を、youtubeで限定公開しています。加盟園・校の先生方におかれましては、別添郵送で通知するログインIDにより、当支部ホームページ(トップページの最下段)の「青少年赤十字専用ページ」から閲覧いただけます。
〈プログラム〉
(1)全国研修参加報告「青少年赤十字研究会」
山口県教育庁 高校教育課 中村淳一
(2)青少年赤十字全国プログラム紹介
日赤本社 青少年赤十字 担当係長 宮崎友紀子
(3)校種別分科会
▶幼稚園:日赤防災教材を活用した園での防災訓練について
野田幼稚園 松本亜梨沙
▶小学校:小学校リーダーシップ・トレーニング・センター
山口市立湯田小学校 田畑大樹
▶中学校:中学校リーダーシップ・トレーニング・センター
山口市立大殿中学校 髙戸大資
▶高校:高等学校リーダーシップ・トレーニング・センター
山口県立下松高等学校 髙﨑富夫
(4)青少年赤十字加盟登録式 事例発表
美祢市立厚保中学校 阿座上猛
〈参加者アンケート〉
1. 赤十字のことについて
・赤十字の仕組み、組織のことなどが良く分かった。
・活動内容を初めて知った。
・赤十字の国際活動、国際貢献が良くわかり、生徒への動機付けとして是非紹介したいと感じた。
2. JRCについて
・担当になったが何をしていいか分からなかったが、JRCとはたくさんの研修会や交流会があり、学ぶ機会が多いことが分かった。
3. JRC全国プログラムについて
・JRCの全国プログラムに魅力を感じた。
・コロナ禍だからこそ、JRCの国際交流が大切だと感じた。
4. トレセンについて
・トレセンに、(日程があえば参加したい/参加を検討したい)と答えた方が53.2%
・数年前に本校の生徒が参加し、「気づき考え実行する」を学校の中で、特に生徒会活動などに活かしていた。
・小規模校なので、他校との交流の良い機会となる。
5. 青少年赤十字を学校教育に取り入れることについて
・「人道」実現の上で大変有意義だと感じた。
・自ら「気づき考え実行する」体験が行えるよう、初任者版トレセンが良いかもしれない。特に「先見」の体験は学校で役立つ。
・学級経営や子ども同士のコミュニケーションなどに活かせる内容であれば、大いに意義や参加の意欲付けになると思う。
・人として大切な「人道」は、人格形成を行う学校教育にそのまま直結する内容である。