人道の危機である気候変動に対し、日赤も行動していきます ―気候変動対応にかかるアクション・プラン策定について―

日本赤十字社では人道支援団体として、気候変動に対し、社として一丸となって取り組むため、令和4年3月に「人道団体のための気候・環境憲章」に署名し、令和5年11月に「日本赤十字社における気候変動対応基本方針を策定いたしました。

この度、気候変動にどのように取り組んでいくかを定めた「日本赤十字社の気候変動対応にかかるアクション・プラン」を策定しました。

本アクション・プランの中で、下記の2つの目標を掲げています。

<目標>

  1. 日本赤十字社気候変動対応基本方針に基づき、日本赤十字社が従前から取り組んできた災害救護や講習などの事業を充実発展させることにより、人道上の喫緊のニーズに対応します。
  2. 環境に配慮した事業運営を実施することにより、日本政府のカーボンニュートラル達成目標時期(2050年)までを見据え、まずは2022年度を基準として、2030年度までに温室効果ガス排出量年平均1%以上の削減を目指します。

上記目標の達成のために、気候変動対応基本方針の5つの柱である「救う(被災者の支援)」、「そなえる(被害の防止・軽減)」、「とめる(温室効果ガス排出量削減)」、「広める・つなげる(活動の輪を広げる)」、「考える(PDCAサイクルを回す)」に即した具体的な活動を進めてまいります。

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日本赤十字社の気候変動対応にかかるアクション・プラン