赤十字シンポジウム2017開催決定
「赤十字シンポジウム2017」が10月28日(土)、東京・表参道で開催されます。このシンポジウムは、多くの方に国際協力や人道支援への関心を寄せていただくために、日本赤十字社と日本放送協会(NHK)が共同で毎年開催しています。
今年は頻発する、紛争地における医療施設や医療従事者、医療車両を狙った攻撃、負傷者の医療サービスへのアクセス妨害の問題を取り上げます。ぜひご来場ください。
紛争下で狙われる医療支援~救える命を、救いたい~
一刻も早く治療を受けさせたいと負傷者を運ぶ救急車が、行く手を阻まれています。そして、苦しんでいる人を救いたい、ただその一心で活動する医療スタッフ、ボランティアスタッフが、彼らを狙った攻撃により命を落としています。
世界保健機関(WHO)の調査によれば、昨年1年間に病院等が攻撃を受けた回数は302回に上り、418人が犠牲になっています。こうした行為は、紛争時のルールを国際的に定めた国際人道法で厳しく禁止されているにも関わらず、後を絶ちません。
国際赤十字では、このような国際人道法に違反する行為を防止することを目的とした゛Health care in Danger″プロジェクトを展開しており、国際社会でもこの問題に対する意識が高まりつつあります。
日本に住んでいる私たちには想像をすることが難しい、紛争下における医療支援の現状を知り、私たちにできることについて、共に考えてみませんか?
赤十字シンポジウム2017 開催概要
日時:平成29年10月28日(土)14:00~16:00
場所:表参道ヒルズ本館地下3階 スペースオー
東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口徒歩2分
東京メトロ千代田線、副都心線「明治神宮前駅」A5出口より徒歩3分
参加費:無料
申込方法:郵便はがき、FAX、インターネットのいずれかの方法でお申し込みください。
お申し込みは1通につき1名様となります。
※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。抽選結果の発表は入場整理券の発送をもってかえさせていただきます。
出演者:
コーディネーター
ジョン・カビラ(キャスター・パーソナリティ)
パネリスト
瀬谷 ルミ子(日本紛争予防センター(JCCP)理事長)
古谷 修一(早稲田大学大学院法務研究科教授)
村田 慎二郎(国境なき医師団(MSF)前イエメン活動責任者)
渡瀨 淳一郎(大阪赤十字病院 国際救援部副部長)
スペシャルスピーカー
マーチェイ・ポルコウスキ
(Health Care in Dangerプロジェクト統括 赤十字国際委員会(ICRC)パキスタン代表部)
グローバルフェスタJAPAN2017に出展しました!
グローバルフェスタは、国際協力活動を行う政府機関や、NGO、企業などが一同に会する国内最大級のイベントです。日本赤十字社は、今年も海外たすけあいユースボランティアと一緒にブースを出展し、ネパールのコミュニティ防災、コレラの感染対策の移動式映画館、紛争地域への支援等について紹介しました。
海外たすけあいユースボランティアの活動はこちらをご覧ください。