【報告会のご案内】トルコ・シリア地震から１年 赤十字の活動報告会（2月6日14時～15時）

　2023年２月６日、トルコ南東部のシリア国境付近を震源とした地震の発生からまもなく１年。マグニチュード7.8とその後も続いた同クラスの地震はトルコ・シリア両国を襲い、約60,000人もの人びとの命が犠牲になりました。そして地震により家や、身の回りのものや、仕事や、大切な人を失った多くの被災者は、雪もちらつく寒さの中、倒壊した数十万の建物のがれきを踏みしめながらの過酷な避難を余儀なくされました。復興への歩みは進められていますが、今もなお様々な支援が必要とされていることには変わりありません。

　あの日から１年、トルコ・シリアの赤新月社や、日赤を含む国際赤十字は、発災から今まで支援の手を緩めることなく、被災者の命と暮らしを支えてきました。食料・生活必需品・医薬品などの物資支援、保健医療の人的支援、居住や衛生に関するものなど、皆さまにご寄付いただいた「2023年トルコ・シリア地震救援金」（2023年５月末受付終了）は、被災地での衣食住を支え、救援から復興まで繋がる支援に活用されています。

　本報告会では、皆さまからのご支援のもと、赤十字はどんな活動を実施してきたのか、支援の振り返りと今後の活動計画についてご報告いたします。調整員としてトルコで現地の赤新月社と支援の調整にあたった職員の報告のほか、シリアで2023年４月から国際赤十字保健医療コーディネーターとして活動している職員とつなぎ、被災地の「今」や活動内容についてお伝えします。ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。