オンワードホールディングス×文化学園大学×赤十字~子どもたちに手作りの遊具をプレゼント!~
日本赤十字社が運営する児童養護施設、赤十字子供の家では、様々な事情により家庭での養育が困難な子どもたちをお預かりし、家庭的で温かい雰囲気のもと、大切に養育しています。
このたび、株式会社オンワードホールディングス様と、文化学園大学及び文化学園短期大学部の学生の皆さんが共同で、同施設の子どもたちに手作りの遊具を寄贈してくださいました。
この取り組みは、「オンワード・グリーン・キャンペーン(※)」を通じて回収された衣料品を利用して、服飾について学ぶ学生が自ら考案した遊具を製作するというもので、同社の福祉支援活動の一環として行われたものです。
今回、遊具の考案及び製作を引き受けてくださったのは、文化学園大学 熊谷伸子准教授のゼミ生の皆さんです。
児童養護施設を知らない学生も多かったため、製作に入る前に全員で赤十字子供の家を訪問し、児童養護施設がどのようなところか学びました。様々な事情から家族と一緒に暮らせない子どもたちがいることを知り、子どもたちが喜ぶ遊具を作ろうと、試行錯誤しながら製作にあたりました。
8月、株式会社オンワード樫山の山本卓司さん、文化学園大学の熊谷准教授とゼミ生の皆さん、そして遊具の縫製作業を手伝ってくださった文化学園短期大学部の小出講師と学生の皆さんが赤十字子供の家を訪問し、遊具の贈呈式が行われました。
寄贈された遊具は、遊び方を色々工夫できる星型のクッション、クッションを投げ入れて遊ぶことができる的入れ、色とりどりの端切れを詰めたビニールのボール、大きなレジャーシートなど約200点にのぼります。
贈呈式後は、いただいた遊具を使い、子どもたちと一緒に遊ぶ交流タイムも設けられました。初めは元気いっぱいの子どもたちに驚いた様子の学生も、笑顔で交流を楽しみました。
同社の山本さんは、「福祉支援は初めての試みでしたが、子どもたちにも喜んでもらえて、有意義な時間となりました。今後もぜひ継続していきたいと思います。」、学生の指導にあたった同大学の熊谷准教授は、「今回の取組みにより、学生たちは非常に有意義な時間を過ごさせていただいたと思います。本当にありがとうございました。」とコメントを寄せてくださいました。
また、同大学3年生の鷲頭あおいさんからは、「実際に子どもたちに会い、色々と考えさせられるものがありました。まだまだ自分たちにできることがあるのではないかという気持ちも残っています。なかなかできない経験をさせていただき、本当にありがとうございました。」との感想をいただきました。
寄贈いただいた遊具は、今日も赤十字子供の家で大活躍しています。
株式会社オンワードホールディングス様、文化学園大学及び文化学園短期大学部の皆様、素敵な贈り物を本当にありがとうございました!
(※)株式会社オンワードホールディングスは、百貨店等を通じて回収した同社の衣料品から毛布や軍手を生産し、日本赤十字社を通じて世界の被災地や途上国への支援を行っています。
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