ベトナム人看護師が国家試験に合格~ 伊勢赤十字病院へ来日中~

経済連携協定(EPA ※1)で伊勢赤十字病院へ来日中のベトナム人 ファム ドゥック キエンさん(29)が第106回看護師国家試験に合格しました。
キエンさんは、平成26年度に来日し、3度目の挑戦で試験に合格。日本赤十字社の医療施設では初のベトナム人看護師誕生となります。

日本赤十字社では、平成20年度からEPAに基づく外国人の看護師候補者受け入れを開始し、これまでにフィリピン、インドネシアから来日した8名が試験に合格しています(※2)。

※1 EPA:Economic Partnership Agreement(経済連携協定)とは
2カ国以上の国(又は地域)の間で、自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)の要素(物品及びサービス貿易の自由化)に加え、貿易以外の分野のこと。人の移動や投資、政府調達、二国間協力等を含めて締結される包括的な協定。

※2 赤十字医療施設の合格状況

合格年度 受入れ年度 受入れ施設 国名 人数
平成21年度 平成21年度 足利赤十字病院 フィリピン 1名
平成22年度 平成20年度 姫路赤十字病院 インドネシア 1名
平成23年度 平成22年度 足利赤十字病院 フィリピン 1名
平成20年度 姫路赤十字病院 インドネシア 1名
平成24年度 平成23年度 姫路赤十字病院 インドネシア 1名
平成25年度 平成23年度 浜松赤十字病院 フィリピン 2名
平成23年度 姫路赤十字病院 インドネシア 1名
平成28年度 平成26年度 伊勢赤十字病院 ベトナム 1名