【バングラデシュ南部避難民救援※ 】医療チームの帰国報告(第2班)
緊迫の難民最前線から帰国
日赤医療チーム第2班の最新報告
バングラデシュでは隣国ミャンマーからの避難民が今年8月25日からの3カ月で62万人以上にのぼり(11月25日現在・国連発表)、現地ではいまだ水や食料、住む場所などが不足。医療機関や公的サービスは逼迫した状態が続いています。
日本赤十字社(以下、日赤)は、国際赤十字の要請に基づき、医師・看護師・事務職員などからなる医療チームを9月22日から派遣し、地元の赤十字社と協働で巡回診療やこころのケアを継続。診療開始から2カ月で、診察患者数はのべ1万人を超えました。現在、基幹診療所の開設も進めています。
このたび、現地で約6週間活動した日赤医療チーム第2班が帰国し、現地の状況や赤十字の支援活動について報告いたします。是非ご取材くださいますようお願いいたします。
※国際赤十字では、政治的・民族的背景および避難されている方々の多様性に配慮し、『ロヒンギャ』という表現を使用しないこととしています。
~日赤医療チーム第2班・帰国報告会~
日 時: 平成29年12月1日(金) 15:30~17:00(開場は15:15)
会 場: 日本赤十字社・本社 1F 正面玄関ホール(東京都港区芝大門1-1-3)
報告者: 派遣要員11人
(1) 杉本 憲治(すぎもと けんじ)名古屋第二赤十字病院(医師)
(2) 大谷 香織(おおたに かおり)日本赤十字社和歌山医療センター(看護師)
(3) 藤田 了子(ふじた りょうこ)伊勢赤十字病院(看護師)
(4) 上岡 文(かみおか あや)北見赤十字病院(看護師)
(5) 中島 久元(なかしま ひさもと)京都第二赤十字病院(こころのケア担当)
(6) 河合 謙佑(かわい けんすけ) 大阪赤十字病院(事務管理)
(7) 嘉成 義彰(かなり よしあき)大阪府支部(事務管理)
(8) 富田 真玄(とみた しんげん)熊本赤十字病院(事務管理)
(9) 青木 裕貴(あおき ゆうき)日本赤十字社国際部(事務管理)
(10) 石原 健志(いしはら たけし)大阪赤十字病院(技術要員)
(11) 坂井 宏一(さかい ひろかず)熊本赤十字病院(技術要員)
派遣期間:平成29年10月20日(金)~11月29日(木)約6週間