救急法と幼児安全法の教本が新しくなりました！！

一次救命処置や応急手当については、国際蘇生連絡委員会（ILCOR）から発表される「心肺蘇生に関わる科学的根拠と治療勧告コンセンサス（CoSTR）」に基づき、国や地域の事情に合わせてガイドラインが作成されます。

このたび、日本蘇生協議会（JRC）から発表された「JRC蘇生ガイドライン2020」を受けて、「赤十字救急法基礎講習」と「赤十字救急法救急員養成講習」の教本をそれぞれ改訂しました。

「基礎講習」では、胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生、AEDを用いた電気ショック、気道異物除去などの一次救命処置について、「養成講習」では、出血に対する止血法や、熱中症、骨折、アナフィラキシーショックなどの手当について、それぞれ最新の医学的エビデンスを反映した内容となっています。

救急法と同じく、「JRC蘇生ガイドライン2020」に対応した最新の医学的エビデンスを反映させるため、幼児安全法講習で使用する「赤十字幼児安全法講習教本」と「乳幼児の一次救命処置教本」を改訂しました。

「赤十字幼児安全法講習教本」については、全面的にデザインを変更し、新たなイラストや資料を加えたことで、視覚的にもよりわかりやすい教本となっています。