ふれあいサロンでリフレッシュ!高齢者の見守り活動~高松市・古高松地区

IMG_2756.JPG

リラクゼーションをしながら、和やかな雰囲気で会話も盛り上がります

高松市赤十字奉仕団古高松分団(林茂子団長)は、地域の高齢者の方々を対象に、地元の社会福祉協議会と協働しながら「ふれあいサロン」を年に20回程度、延べ500人程度の高齢者を対象に開催しています。

「ふれあいサロン」とは、高齢者の方々が集まって研修等を行ったり食事したりする場であり、同分団は健康生活支援講習によるリラクゼーションサービスを提供して、地域の方々の息抜きに一役かっています。この活動を始めたきっかけは「仕事を退職してから地域のために少しでも役に立ちたい」や「一度参加してとても楽しかったから」という団員の思いからです。

IMG_2777.JPG

昼食を囲みながら笑顔で日々の出来事を話す参加者と団員

実際にサロンに参加し、お一人で暮らしている板島さんは「やはり1人で家にひきこもっているよりは、はるかに充実している。最近あった嬉しかったことや悲しかったこと、不安なことや楽しかったこと、いろんなことを近所の人と一緒に話しできる場となっていてとても楽しい。テレビで見たり新聞で読んだりだけでなく、地域のことなど新しい知識や情報をこの場で聞くことができるので、これからもサロンが続いてほしいし、参加できる時には必ず参加したい」と魅力を話します。

本活動が継続しているのは、リラクゼーションを提供している際に「気持ち良い」「癒される」と言葉に出して気持ちを伝えてくれることが励みになっているからとのこと。「今後もリラクゼーションの質を確保しながら、地域の方々に喜ばれるよう、活動を続けていきたい」と林団長は意気込みを語りました。