一日も早い復旧に向けて、活動しています
豪雨災害が起こった熊本県では、赤十字ボランティアが、発災以降連日、日本赤十字社熊本県支部(以下、日赤熊本県支部)や社会福祉協議会の開設した各地域の災害ボランティアセンター、被災地域等、様々な場所で支援活動を行っています。
日赤熊本県支部内で被災者を支える活動を展開
日本赤十字社では、日ごろから災害に備えて救援物資を各都道府県支部と本社で備蓄し、いざという時には、速やかに配布を行っています。今回の豪雨災害でも、避難した方々ができるだけ不自由なく日常生活が送れるように、救援物資を配布しています。また、救援物資が被災地支部での備蓄分で足りない場合は、近隣支部の救援物資も被災地支部に集め、各避難所などへ搬送します。
熊本県の赤十字ボランティアも職員と共に、被災された方々へ一刻も早く救援物資をお届けするため、近隣支部から届く救援物資の搬入、救援物資の一つである緊急セットの整備(携帯ラジオと懐中電灯の乾電池を点検)、配布する大量の救援物資の積み込みなどの活動を行っています。
現在、被災家屋の片付けや被災された方々に日常生活でご利用いただくため、多くのタオルが必要となっています。
熊本県の地域奉仕団は、ご家庭に保管していた未開封のタオルを回収し、約7.000枚を日赤熊本県支部へ寄贈しています(7月26日現在)。寄贈いただいたタオルを被災された方々へ配布するために、日赤熊本県支部で活動している赤十字ボランティアは、仕分けやラッピングなどの作業を行っています。
また、発災直後から、各地の被災状況や道路の通行状況など、日本赤十字社の医療救護活動や復旧支援の活動に必要な情報収集を行っています。そして、収集した情報を共有できるように、整理しまとめています。
災害ボランティアセンターでの活動
八代市の災害ボランティアセンターでは、八代市地域奉仕団がボランティアの受付補助や、活動から戻ってきたボランティアに冷たいおしぼりと飲物を提供するなどの支援活動を行っています。
また、救急奉仕団は、ボランティア活動中にケガをしたり体調不良になった方の手当てを行っています。
人吉市の災害ボランティアセンターでは、熊本県赤十字防災ボランティアリーダー会が、情報収集や資材管理の支援などを行っています。
発災直後からボランティア活動を行っている2名の赤十字ボランティアも紹介しています。
本記事と併せて、ぜひご覧ください。
>こちらから:佐賀・熊本のボランティア~被災経験を生かして、さらに力強く~
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