#みんなで乗り越える~負のスパイラルを断ち切るために~
新型コロナウイルスによる感染症は、現在も感染の拡大が続いている状況です。
このウイルスが怖いのは、「3つの"感染症"」という顔があることです。第1の"感染症"「病気」、第2の"感染症"「不安」、第3の"感染症"「差別」、これらが"負のスパイラル"としてつながることで、病気の拡散を招いています。
日本赤十字社では、この"負のスパイラル"を知り、断ち切るためのガイドとして「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」を作成しています。ガイドの詳細は、以下のトピックスからご確認ください。
>新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
このガイドを多くの人に広め、理解していただくことが、それぞれの立場でできることを行い、みんなが一つになって負のスパイラルを断ち切ることにつながります。
一人でも多くの方へこのガイドが届くように、赤十字ボランティアが活動しています。
歌とともに子どもたちにも届ける
「京都府青少年赤十字賛助奉仕団」の北村 優さんは、「今回のような事態に対してどういう態度でいればいいのか、どうすればみんなで助け合え、差別や偏見を防げるのか、子どもたちが考えるきっかけになれば」という思いから、ガイドをもとに新型コロナウイルス感染症への向き合い方を訴える歌を作りました。
北村さんは、「この歌に共感してくださる方は、ぜひ、ご自身でも歌って動画配信などで広めてほしい」と話しています。
動画の閲覧はこちらから>YouTube
(歌詞)
手を洗って 学ぼうよ
目、鼻、口には触らずに
咳エチケット知ってるかい
風邪をひいたらお休みさ
不安や恐れを 煽らない
差別やいじめは いらないぞ
こんなときこそ ONE TEAM
負のスパイラル断ち切ろう
僕らの武器は 勉強だ
知識が不安を遠ざける
君は一人じゃないんだよ
何があっても友達さ
気づき、考え、実行しようよ
楽譜PDFはコチラから
>「負のスパイラルを断ち切ろう」楽譜.pdf
生徒と共に考える
青年赤十字奉仕団「赤十字京都ユース」に所属し、ボランティア研修では講師を担当している宮本 佳蓮さんが、7月17日に京都府の中学校で1年生92名を対象に「Dignity for all ~感染症流行時においても全ての人々に人間の尊厳を~」と題し、防災セミナーを行いました。その中で、どうすれば新型コロナウイルスの負のスパイラルを断ち切ることができるのかを伝え、一緒に考えました。
宮本さんは、「危機的状況で不安なときは誰かを攻撃することで安心した気持ちになるけど、そのようなケースで一番被害を受けるのは社会的弱者と言われる人達です。どうすれば皆で助け合って問題を解決できるか自分で考えることが大事です。」と伝えました。
受講した生徒からは「誰にでもあることなので感染した人を攻撃してはいけないと思いました」といった感想をいただきました。
SNSで、多くの方へ向けて発信
「神奈川県青年赤十字奉仕団」は、SNSを通じて幅広く周知するため、団のInstagramで6日間にわたってガイドを発信しました。
ガイドの紹介とともに、手洗いうがいなど感染予防や、「私たちに出来ることはたくさんあります。コロナウイルスが収まるのは、まだ先のことかもしれませんが、1日でも早く今までどおりの生活を取り戻せるように、そして1人でも多くの方の命が救われるように、みんなで感染症の負のスパイラルを断ち切りましょう!」と呼びかけました。
・神奈川県青年赤十字奉仕団
Instagram→@kanagawaseiho
<関連リンク>
#みんなで乗り越える~赤十字ボランティアの活動~
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#みんなで乗り越える~日赤ユースがいまできること~
#KeepClapping日赤ユースから、最前線でコロナの対応を行っている方々へ感謝の気持ちを込めて~#みんなで乗り越える~
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