オンラインで世界のユースリーダーが集結!~日赤ユースが赤十字・赤新月社グローバルユースネットワーク会議へ参加しました~

国際赤十字・赤新月社連盟では、およそ30歳以下の若い世代を「ユース」と呼び、人道支援活動や開発協力において重要な役割を果たす力となると捉えており、様々な活動を展開しています。
2021年7月16日に開催された「グローバルユースネットワーク会議」もその一つです。オンラインで開催された今年の会議には、日本からは、赤十字ユース委員会のメンバーである田中友美乃さんと中津貴裕さんが出席しました。
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 日本から参加した2人にインタビューしましたので、ぜひお読みください。

―赤十字・赤新月社グローバルユースネットワーク会議とは何ですか?

(田中さん、中津さん)赤十字・赤新月社グローバルユースネットワーク会議は半年ごとに開催され、世界中の赤十字社・赤新月社からユース代表が集まります。ユースが関連する赤十字活動に関する情報交換や、ユースリーダーたちの交流の場として開催されます。

―第2回となる今回の会議では、どんなことが話し合われましたか?

(田中さん、中津さん)国際赤十字・赤新月社連盟の「ユースポリシー」の実現を推進し、また世界の若い声を赤十字全体の活動に活かすための委員会である「ユースコミッション」からの報告や、グローバルイニシアチブに関する最新情報の提供があった他、「子供・青年・若年成人の目を通して、COVID-19パンデミックにおける赤十字・赤新月社の役割」の発表やデンマークとケニアの赤十字ユースが主導するメンタルヘルスに関するグローバルコンサルテーション、赤十字・赤新月社気候センターによる気候イニシアチブの取り組み紹介、南北アメリカ地域ユースネットワークが主催するセッションなどが議題となりました。

―参加した感想を教えてください。

(田中さん、中津さん)世界中で新型コロナウイルスが流行し、私たち赤十字ボランティアが暮らす社会も、活動にも変化がありました。そんな日々の中で世界の赤十字仲間が何を考えどう行動しているかを知る機会でした。ここでの気づきを、国内やアジア大洋州地域での活動に活かしていきたいです。

画像 田中さんは得意のイラストを用いて会議の様子を記録しました。このグラフィックレコーディングの英語版は、公式資料として世界のユースに共有されました。

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画像 当日のアジェンダ。世界中からの参加者はチャットで質問し、それに答える形がとられました。