シリーズ「モデル奉仕団」 宮崎市清武町赤十字奉仕団
「モデル奉仕団」とは、社会情勢の変化に即応して、より一層赤十字奉仕団活動の充実強化が期待されること受けて、昭和58年に実施要領を定めたものです。以来多くの奉仕団がモデル奉仕団として指定を受け、指定期間中、重点的に推進しようとする活動を行ってきました。例えば、令和2年度は、15支部52奉仕団が指定を受け、活動を行っています。
その中からいくつかをご紹介します。
宮崎市清武町赤十字奉仕団
清武町赤十字奉仕団のモデル奉仕団としての取り組みは、平成31年4月に打合せ会議を開催し、奉仕団役員会で活動内容の検討を経て、奉仕団総会において団員に説明したことから活動が始まりました。そして、令和元年度にモデル事業を実施しました。
具体的な活動としては、2つの分野で実施しました。まずひとつ目が、関係機関への「赤十字健康生活支援講習」についての広報活動です。記念品として、クリアファイル(日赤マスコットのイラスト入り)を準備し、地域の関連団体(さんさんクラブ宮崎市清武地区、清武地区民生委員児童委員協議会、加納地区民生委員児童委員協議会、清武地域包括支援センター、社会福祉協議会清武支所)に対して、奉仕団の活動及び赤十字健康生活支援講習について説明を行いました。
また、ふたつ目の活動が、「赤十字健康生活支援講習」の実施です。令和元年度は、合計6回開催しました。
講習会の内容は、参加される方々の年齢層や会の成り立ちに合わせて調整したほか、会の目的を明確にお伝えするように努めました。
参加者からは、「身近で早速役立つので今までの講習会で一番よかった」「楽しい時間で1時間があっという間に過ぎた」「高齢者もたまには勉強せんといかん」といった声や、「関心のある地域包括ケアシステムのことを教えてもらえてよかった」といった声もありました。
今後取り組みたい課題としては、リピーターはもちろん何度でもご参加いただきたいと思っている他、開催地区を拡大させていきたいと思っています。また、参加者の声にもあったように、高齢者のためになる情報を盛り込むことにより、地域で高齢者が元気に自分の望む暮らしが遅れるよう応援したいと考えています。
「みんなで集うことができてよかった」という参加者からの声からも地域のつながりを大切にすることの重要性を感じています。
宮崎市清武町赤十字奉仕団の取り組みはまだまだ続きます。
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