令和6年度赤十字奉仕団指導講師研修会を開催! ~地域で赤十字運動を牽引するボランティア~
令和7年1月25日~27日の3日間にわたり、日本赤十字社本社で「令和6年度赤十字奉仕団指導講師研修会」を開催しました。
本研修会には、各種奉仕団に所属している方や、青少年赤十字の指導者の方、またすでに指導講師として活動されている方等、全国から計26名の赤十字ボランティアが参加しました。
指導講師研修会とは
本研修会は、すでに指導講師として活動している方またはこれから指導講師として委嘱される方が対象となっており、各地域において赤十字奉仕団等のボランティア活動の指導および助言ができ、赤十字の研修会を中心となって実施するために必要な知識や技術を習得することを目的としています。
研修会では参加者に期待することとして次の3点をあげています。
①赤十字の理念をその本質まで理解し、状況とともに変化する地域社会の人道的ニーズにあった活動をするために必要なことを指導できるようになる
②基礎研修・リーダーシップ研修(企画・運営含む)を実施し、さらに奉仕団のみならず支部においても第一線に立ち、実際的な指導全般の役割を果たすことができるようになる
③研修への考え方・研修手法を実践に移す
グループワークで意見を出し合う参加者
奉仕団等ボランティアを牽引するために
各講座では、赤十字奉仕団等のボランティア活動の指導および助言ができる指導講師になるために必要な知識や、スキル、また研修会を企画・運営・実施するためのポイントや手法を、映像資料や新聞記事の活用、グループワーク等を通して学び、理解を深めました。
さらに、外部講師を迎え、赤十字の理念や活動の魅力を効果的に伝えるためのプレゼンテーション方法や資料作成のコツについて指導を受け、研修を実施するために必要なスキルを習得しました。
”日用品作り”のグループワークを通じてリーダーシップを学ぶ
発表のポイントを整理する個人ワーク
3日間の研修の間、参加者は研修運営を担う事務局や講師からの指示を待つのではなく、自主的に掲示板を確認して資料を受け取ったり、時間や案内を確認するなど、自分自身が「気づき」「考え」「実行する」を実践する中で、ボランティア活動の指導および助言をする立場、研修を実施する立場となることをイメージしながら過ごしました。
参加者からは、「各講座を通して、研修の組み立て方や講座の進め方、プレゼンの仕方などについて理解が深まった」「グループワークで考え方や情報等の交換ができとても参考になり、今後取り入れていきたいと思った」「研修を受けて、一般の人たちにも”気づき・考え・実行する”ことが日常にもあることを伝えたいと思った」といった声が上がりました。
研修スタッフ 稲積講師(左)
研修スタッフ 朝野講師(右)
今回の参加者は、各都道府県支部の指導講師として赤十字運動推進の中心的役割を担い、研修で得た知識や技術を生かして、引き続き赤十字ボランティア活動に積極的に参加し、その普及や発展に貢献していきます。
令和6年度赤十字奉仕団指導講師研修会の参加者26名とスタッフ一同
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