地域で活躍する"リーダー"を育成したい!~全国から先生が集結~

コミュニケーション力などを養う「防災コミュニケーションワークショップ」

コミュニケーション力などを養う「防災コミュニケーションワークショップ」

"自ら進んで行動し、学校や地域社会でリーダーになれる"そのような子どもたちを育成するために、日本赤十字社は、昭和23年から全国各地で「青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(通称『トレセン』)」を展開しています。この「トレセン」で実施される防災教育やワークショップなどのプログラムを企画・運営するのは、各地域の学校の先生たちです。

5月25日から27日の3日間、「トレセン」に取り組む全国の先生を対象にした講習会が東京・代々木で開催されました。参加者は、全国の現役の先生方等50名。

フィールドワークで目隠しをしながらロープをたどって歩く様子

フィールドワークで目隠しをしながらロープをたどって歩く様子

ここでいうリーダーシップとは目的や成果のために様々な場面でそれぞれが考え動く力であり、みんなが持つべき「気づき、考え、実行する力」のこと。

全国から集まった先生方は、青少年赤十字指導暦も様々。トレセンの大きな特徴である「指示のない生活」「注意深い生活」を疑似体験し、意見交換等も行いながらプログラムに積極的に参加しました。

講義の様子

講義の様子

参加者からは、「頭で考えるだけではなく、実体験として『コミュニケーション』の大切さと、そのコミュニケーションを円滑に図る為に必要な『みんながリーダー』という意味を理解することができました」、「いろんな災害のパターンを想定して、避難訓練等を行わなければならないと思いました。 ぜひ、学校でも資料を参考にして、防災教育を進めていきたいです」、「学級や学校での取り組みについて知ることができ、自分の学級でも取り入れたいことがたくさんありました」などの声があがりました。

ホームルーム(グループ)単位で細かな指導ができる

ホームルーム(グループ)単位で細かな指導ができる

先生方には、今回の研修会で得たものを、各都道府県でのトレセンに持ち帰り学校教育とJRCのつながりを深めつつ、トレセンを更に発展させていただくことを期待しています。

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