青少年赤十字海外支援事業 第2次3カ年事業実施報告

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はじめに

平成29年から第1次、令和2年から第2次3カ年事業としてネパール(水と衛生)とバヌアツ(防災教育)を支援してきました。

令和5年9月にネパール、12月にバヌアツで第2次の青少年赤十字海外支援事業が完了しました。

新型コロナウイルス感染症の流行で予定通り事業が行えない時期もありましたが、現地の課題が解決できるよう、状況にあわせて計画を見直し、

支援を継続しました。

これまで、1円玉募金にご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

令和6年度からは一部内容を変更し、第3次事業の開始を予定しています。

詳細が決まり次第、弊社HPで報告いたします。

青少年赤十字海外支援事業実施報告(ネパール)

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・最終評価報告書はこちら

・最終評価報告書(原文:英語)

・最終評価報告書(和訳) ※ 準備中:一部記載が原文と異なる可能性がございます。

現地からの声(ネパール)

<青少年赤十字サークル 代表 ソフィアさん>
(校舎内は)以前はゴミが散らかってトイレは汚く、水道は1か所 だけでした。今はゴミ箱がありトイレがきれいに修理され、手洗い場が追加されました。衛生に関連した研修、授業を受けることもでき、青少年赤十字海外支援事業(IYCP)のおかげで学校の衛生環境が大きく向上しました。

<支援校 校長>
IYCPは生徒の衛生習慣を変え、家庭や地域にも良い影響を与えてくれました。改善された学校環境を維持するべく、生徒は主体的に行動し、リーダーシップの向上にも役立っています。日本の子どもたちの募金に深く感謝します。

以下からインタビュー動画(英語)もご覧いただけます。

青少年赤十字海外支援事業実施報告(バヌアツ)

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<バヌアツ赤十字社 ユース レベッカさん>
IYCPは私の人生をも変えてくれました。以前は災害への対応や救急法に無知で、公の場で話す自信もありませんでした。IYCPを通じ多くのことを学び、災害時の行動や救急法を身につけたおかげで、今は得られた知識を学校や地域で共有し、コミュニティのDRR(※)ファシリテーターとして日々の防災啓発に尽力しています。1円玉募金による支援に感謝しています。
※DRR=Disaster Risk Reductionとは、既存及び新たな災害のリスク軽減や、災害への耐久力(レジリエンス)を強化したりする取り組みのこと。

バヌアツについては、インタビューの音声がこちらからご確認いただけます。
※ 音声のため、再生中の映像はありません。