全国の学校の先生が未来の子どもたちに伝えたいこと、青少年赤十字でできること

11月4日(月・振替休日)、日本赤十字社本社で「令和6年度青少年赤十字指導者中央講習会」を開催しました。

当日は全国から、地元で青少年赤十字活動の中心となって活躍している現役の教員等41名が集まり、現在の学校での青少年赤十字活動や課題を共有し、あらためて教育を通じて子どもたちに伝えたいこと、それに向けて青少年赤十字でできることについて考え、話し合いました。

講習会では、以下の3つを行いました。
①日本赤十字社の最新の活動についての報告
②活動事例や課題の共有(小中高の校種別分科会)
③子どもたちに伝えたいこと、青少年赤十字の活用を話し合い、ポスター型教材にするグループワーク

①講演 日本赤十字社の最新の活動についての報告

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②活動事例や課題の共有

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ポスター型教材を作成するグループワークでは、「子どもたちに伝えたいこと、青少年赤十字でできること」をテーマに、参加者の先生方は、日ごろ感じたり考えたりしていること、講演で日本赤十字社の活動について得た知識や情報に加えて、「子どもたちに何を伝えたいか」「どうすれば子どもたちが理解しやすいか」を考え、効果的に伝える工夫をしました。

最後に、各グループが制作したポスターを発表し合い、それぞれのポスターへの感想や、得た学びを共有しました。

③子どもたちに伝えたいこと、青少年赤十字の活用を話し合い

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③ポスター型教材にするグループワーク

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終了後のアンケートでは、

「自分の悩みを相談させていただいたり、他校の実践事例などを聞くことで新しいアイデアを得ることができたりと、とても有意義な時間でした」

「それぞれの先生方が、子どもの姿を思い浮かべながら役割分担し、協力して一つのものを作り上げる作業が、楽しくてたまりませんでした」

といった感想も寄せられています。

参加者は今回の講習会で得た知識やアイデアを持ち帰り、児童・生徒が日々の実践活動から、たすけあいや思いやりの心を育めるよう各地域の学校教育現場で取り組みを続けていきます。

日本赤十字社は、青少年赤十字活動がその一助となるよう引き続き活動を続けてまいります。

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