【ハイチ地震】福岡赤十字病院から看護師1名をハイチ共和国へ派遣～出発式を行いました～

　2021年８月14日にハイチを襲ったマグニチュード7.2の地震による被害の状況を受け、国際赤十字は地元のハイチ赤十字社の要請により、フィンランド赤十字社を中心にテント型の野外病院（以下、「病院ERU」（Emergency Response Unit））を展開し、被害の大きかった南県のレカイに入院・手術機能を持つ臨時の病院を設置して医療を提供しています。

福岡からハイチへ　看護師が医療活動に従事

　今回、フィンランド赤並びに国際赤十字・赤新月社連盟からの緊急要請に応じ、病院ERUの手術室等での業務を担うため、福岡赤十字病院の川口 真由美 看護師をハイチ共和国レカイへ派遣することが決定し、10月25日（月）に出発式を行いました。
　（派遣期間：令和3年10月26日～令和3年12月5日）

　2010年ハイチ大地震の際にも日赤診療所ERUのメンバーとして派遣され、現地で医療支援を行った川口看護師は「現地ではやれることを精一杯やります。日本での業務も手術室勤務なので、その経験を生かして現場で活動できればと思います」と今回の派遣に対する意気込みを語りました。

2021年ハイチ地震救援金を受け付けています

　日本赤十字社では、被災された方の救援及びハイチでの赤十字の人道支援のために海外救援金を募集しております。
　ご寄付いただいた救援金は、ハイチの人びとが必要とする支援の形に変えて、現地にお届けいたします。

　皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。