【共催:福岡市教育委員会】教職員対象の着衣泳体験指導講習を開催しました
水の事故から子どものいのちを守るために
6月7日(火)・14日(火)、福岡県支部では、福岡市内の中学校(69校)の教職員70名を対象とした着衣泳体験指導講習を開催しました。
平成27年度から毎年開催している本講習は、平成29年度から福岡市教育委員会と共同で開催。
令和2年度からはコロナ禍で中止を余儀なくされていましたが、今回学校での水泳授業が再開されることを受け、感染対策をとったうえで3年ぶりに再開することとなりました。
(写真:講習普及にご協力いただいている水上安全法指導員の皆さん)
この講習は、水の事故を防ぐため、着衣状態で落水した場合の対応を実体験で学ぶとともに、学校で児童・生徒に統一した着衣泳の知識と技術を指導できる教職員を養成することが目的。
プールでの実技では、浮き身の取り方やペットボトルやランドセル、クーラーボックスなど身近なものを利用した救助の方法などを学びました。
水泳授業の直前ということもあり、その関心の高さから、テレビ局5社(RKB・TVQ・KBC・TNC・NHK)・新聞1社(西日本)の取材を受けました。(順不同)
・RKB 教員が「着衣水泳」体験 ランドセルで浮く方法も~子どもの水の事故を防ぐ
・TVQ 服を着たまま水に落ちたら浮いて待て!
・西日本新聞 福岡市の中学教諭に着衣泳講習
担当したボランティア指導員は、「着衣泳を学んだから安心ではなく、水に落ちることの恐ろしさ・危険性を伝えて、各学校でより多くのいのちをつなぐ指導をしていただきたい」と話していました。
基本のあおむけ浮き(背浮き) | 身近なもの(ランドセル)を使った浮き方の練習 |
2人1組で救助者・事故者を交互に体験 |
身近なもの(ペットボトル)を使った浮き方の練習 |
指導は主にボランティア指導員が担当 |
報道にも多く取り上げられました |