【2泊3日宿泊研修】令和5年度福岡県リーダーシップ・トレーニング・センターを実施しました
8月3日(木)~5日(土)の2泊3日、国立夜須高原青少年自然の家(筑前町)にて青少年赤十字(JRC)リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)を開催しました。
昨年度は会場を2つに分けてオンラインでつなぎ日帰りの研修でしたが、今年度は4年ぶりに宿泊研修で実施することができました。
トレセンは
①赤十字の「人道」の精神に基づき、やさしさや思いやりを大切に『気づき』『考え』『実行する』児童・生徒の育成
②青少年赤十字や防災についてなどの知識・技術を習得し、学校や地域においてリーダーとして自主的に活動する児童・生徒の育成
を目指し、開催しているものです。
県内各地から集まった小学生31名、中学生2名、高校生17名の合計50名のメンバーたちは、初めは少し緊張した様子がみられましたが、ホームルームでの仲間づくりやレクレーションなどで緊張もほぐれ、互いに協力しながら積極的に学習する姿が印象的でした。
(右の写真:初日のホームルームの様子 笑顔が増えてきました)
3日間の生活の中では、メンバー全員それぞれが日直などの役割を決めて主体的に行動します。また、指導者からの指示ではなく、先見性をもって自らが次の行動に移せるよう掲示板の情報を活用しながら、自身の自己管理に努め、注意深く生活します。
皆それぞれがリーダーシップを発揮して、楽しみながらより深い学びの場を創り出していました。
最終日には、それぞれが学校で活動することを具体的に計画する「ワークショップ」に取り組み、「友達と協力して、スリッパ並べや本の整理を呼び掛けるポスター作りする」(小学生メンバー)、「生徒会や委員会からの連絡や同好会の活動報告等のために掲示板を設置する」(高校生メンバー)など、5W1Hを用いて計画を立てていました。
参加したメンバーからは「『気づき・考え・実行する』ことを意識してチームで役割分担する重要さや先見の大切さを学ぶことができた。トレセンに参加して本当に良かった」との感想が聞かれました。
今回学んだことを学校に持ち帰り、それぞれが学校の中で青少年赤十字リーダーとして活躍してくれることを期待しています。
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