青少年赤十字について

トレセンは、「ボランタリー・サービスによる問題解決」「先見」「号令のない節克の励行」などの特徴的な取組を生かした教育プログラムの一つです。集団生活を伴う学習活動の場で自主・自立の精神を身に付け、赤十字や青少年赤十字に関する知識や技術への理解を深め、生活態度全般に渡っての学びを深めていきます。

「まもるいのち　ひろめるぼうさい」を活用した防災教室
未来を担う子供たちは、将来起こりうる自然災害に対し、正しい知識を持ち、自ら考え判断し、危険から身を守る行動をとる必要があります。福島県支部では、防災教育を通じて青少年の健康と安全を守り、学校や家庭、地域での防災意識の向上に力を注いでいます。

　青少年赤十字活動を通して世界の仲間と交流し、仲良く助け合う精神を養うためのプログラムを展開しています。

人道とは、「生命と健康を守ること」「苦痛を軽減して予防すること」「人間の尊厳を守ること」国際人道法とは究極の状況下でも「人道」の理念を守る世界共通のルールです。

青少年赤十字の大きな特徴は学校教育の中に組織され、教師の適切な指導のもとで実践されていることです。
福島県支部では、各学校が、子どもたちに青少年赤十字を通して人間尊重の精神を育み、子どもたちがより積極的に青少年赤十字活動を推進することによって、自らが豊かな人間性の情勢を図ってほしいと願っています。
　そのような過程で、子どもたちが自分の思いや願いを詩や短い文章に託すことで、自分らしい価値を感じ取ったり、これからの生活に期待感をもつたりすることができるように、作品応募を継続しています。

福島県の学校は、青少年赤十字への加盟率が約７８％です。青少年赤十字の精神に基づき、3つの実践目標の具体的な活動を学校生活に取り込み、児童生徒が「気づき、考え、実行する」態度身に付けながら望ましい人格と精神を自ら創り上げることを目的として、指導者講習会や研究推進校研修会・学校公開により、その推進役となる教員同士の協働関係と指導力の向上を図っています。