令和6年度青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!
令和6年8月7日(水)~9日(金)、五色台少年自然センターにて青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下、トレセン)を開催し、香川県内の小学生、中学生、高校生59人が参加しました。
トレセンは、年齢や学校も異なる子どもたちが、指示や号令も無い中で集団生活を共にし、自ら「気づき、考え、実行する」力を育むとともに、赤十字の人道的な価値観である「やさしさや思いやりの心」を育んでもらうことを目指して開催しているものです。
初日は「防災教育プログラム」として、災害の知識と行動力を身につけ、他社への思いやりやいのちの大切さについて学習するとともに、「赤十字」の歴史や、「救急法」の基本となる「心肺蘇生法とAEDの使い方」などの知識や技術を学びました。
2日目の「フィールドワーク」では、野外に設けられた7箇所の関所ごとに、初日に学習した知識と技術をフル活用し、課題を一つひとつ解決しながら、グループの仲間とともにゴールを目指しました。
最終日には、3日間のまとめとして、グループで取り組んだ研究に対する発表会を行いました。
いずれのグループの発表も、挨拶、掲示板の活用、学級委員の選出など、学校での生活や活動の中で気づいたことをテーマに、相手や周りの気持ちに立って、どのように行動すればよかったのか考え、具体的な提案を行うものであり、寸劇を交えるなど、発表の方法にも各グループの個性が表れる素晴らしい内容でした。
参加した子どもたちは、普段の学校生活とは違った雰囲気の中で、はじめは不安と緊張の面持ちでしたが、3年間のグループ活動を通して互いの絆が深まり、積極的な発言が増え、一人ひとりがリーダーシップの取り方を身につけたように感じました。