"1人でも多くの人に救急法を広めることで、また助かる命がある。" 令和5年度救急法指導員研修を実施しました。

京都府支部では、3月13日、14日、16日、17日の4日間、令和5年度救急法指導員研修を実施しました。
救急法に関する最新情報の共有、技術の再確認等を目的に救急法指導員を対象に行う研修です。
支部職員が能登半島地震の対応に追われる中、今回はボランティア講師が中心となり研修を開催しました。

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山本講師
「能登半島地震が起き、研修会の開催自体も危ぶまれましたが、こういう時こそ自分自身や苦しんでいる人を助ける救急法が役に立ちます。救急法普及の一翼を担う救急法指導員の活性化が今こそ必要なのです。」

研修内容は技術確認にとどまらず、日替り講演が実施されるなど指導員の奮起を促す内容となりました。
一日目 ラオス赤十字社救急法普及支援事業の報告 (近藤係長/日本赤十字社京都府支部)
二日目 船上における救急法の実践事例 (川﨑さん/元京都府支部救急法指導員・海上保安官)
三日目 ジュネーブ条約を楽しく学ぼう! (松田主事/日本赤十字社京都府支部)
四日目 赤十字ボランティアとして活動する理由 (赤十字京都ユース代表/宮本佳蓮)

画像 巡視艇ひめかぜの船長の川﨑指導員/船上における救急法の実践事例を紹介

参加者の感想
「初めての人でもよくわかるような説明の仕方・見せ方について、新しい目線で他の指導員の方と意見交換でき、勉強になりました。災害や周りの人の急病などが身近で起こった時に、すぐ助けられるように自らも学び続け、さらに1人でも多くの人に救急法を広めることで、また助かる命があると思いました。」

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