「溺れそうなときは浮いて待てを練習したよ」~宇治市立御蔵山小学校6年生~
7月5日に宇治市立御蔵山小学校で水上安全法短期講習を実施しました。小学6年生約100人を対象に、着衣泳(※着衣泳と一般的に呼ばれているので、衣服を着たままの状態で泳ぐ方法があるのかと思われがちですが、実際には衣服を着たままその浮力を利用して浮いて救助を待つ方法です)をトレーニングしました。当初の予定ではクラス別に実施する予定でしたが、あまりの暑さのため6年生全員が一度にトレーニングすることに変更になりました。
この日の目標は、水中で服を着た状態では衣服が体にまとわりついて泳げないことを体験し、浮いて救助を待つために浮き身をマスターすることです。実は「浮いて待つ」にもトレーニングが必要です。日本は四方を海に囲まれており、美しい河川も豊富ですから、ぜひ、もっと多くの人たちに溺れない技術を学んでいただいて、海水浴や川遊びを安全に楽しんで欲しいと思います。
着衣泳を体験した小学6年生の男の子は「はじめてのことばっかりで楽しかったです。あっという間に終わってしまいました。もっとやりたかった」と話してくれました。