「泳げなくてもいいから溺れない練習をしよう」~京都市立桃山東小学校~

画像 エレメンタリーバックストローク(通称:イカ泳ぎ)を練習しました。

 7月17日に青少年赤十字加盟校の京都市立桃山東小学校で、小学6年生約90人の児童を対象に着衣泳などの水上安全法短期講習を行いました。
これから始まる楽しい夏休みに、水の事故に遭わないため、水の事故を防止することを目的としています。

 この日の目標は、水中で服を着た状態では衣服が体にまとわりついて泳げないことを体験し、浮いて救助を待つために浮き身やエレメンタリーバックストローク(通称:イカ泳ぎ)などををマスターすることです。実は、「浮いて待つ」にもトレーニングが必要です。

日本は四方を海に囲まれており、美しい河川も豊富ですから、ぜひ、もっと多くの人たちに溺れない技術を学んでいただいて、
海水浴や川遊びを安全に楽しんで欲しいと思います。

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 指導を担当した長尾水上安全法指導員は、「泳ぐ練習も必要ですが、溺れない練習の方がもっと大切です。夏休みに泳ぎに行くときは必ず今日トレーニングしたことを思い出して、水の事故に遭わないこと、絶対に元気に新学期を迎えてください。そして、遊びながらでいいので溺れない練習もしておいてください」と児童に伝えました。