令和3年度地域赤十字奉仕団・特別赤十字奉仕団合同委員長研修を実施しました

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 令和3年12月14日に各奉仕団のリーダーの連携強化と奉仕団活動の一層の進展を図ることを目的に「地域赤十字奉仕団・特別赤十字奉仕団合同委員長研修」を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止しましたが、今年度は感染対策を講じて開催し、31名の委員長(団長)にご参加いただきました。
 冒頭、赤十字奉仕団大阪府支部委員会 武智副委員長からご挨拶をいただき、日赤大阪府支部新谷事業部長からクルーズ船への救護班の派遣に始まり、大阪府への支援活動、コロナ禍で工夫しながら赤十字活動を継続してきたことなどをご説明しました。

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 続いて、「大阪赤十字病院における新型コロナウイルス感染症への対応」と題して、大阪赤十字病院 松生看護副部長から最前線での活動をご紹介しました。
 参加者からは「未知のウイルスへの対応に携わってくださった職員の疲労と不安はいかばかりかと心が痛む」「報道では知り得ない過酷な現場の状況を知ることができ、医療従事者への感謝の気持ちを抱いた」「改めて感染症対策を徹底したい」といった感想が寄せられました。
 例年、本研修では赤十字の最新の情報をお伝えしつつ、各奉仕団委員長の交流の機会にもなっています。今回は、コロナ対策を講じての座学の研修となりましたが、各奉仕団においてもコロナ禍で活動の制約が続く中、今後の活動の一助となればと思います。