親日国ポーランドとの歴史に赤十字あり ~ポーランド孤児救済事業~
6月3日(月)、約50名のポーランド人の皆さんが赤十字会館を訪問されました。
今から約100年前の1920年、帝政ロシア時代の流刑や戦争などにより多くのポーランド人がシベリアで難民となっており、日本政府と日本赤十字社が孤児を救済した歴史があります。
今回東京でシベリア孤児帰国100周年の記念式典が開催されることに伴い、孤児の子孫の方々など関係者が来日されました。大阪府支部は孤児約400名の受け入れを行ったことから当時の貴重な文書記録や写真が一部残っており、式典の一環として孤児の子孫の方々が立ち寄られました。
皆さん当時の資料を食い入るように眺め、資料を写真に収めたり、「おじいちゃんの名前があった!」と興奮気味にお話をされていたりしました。大阪府支部からは当時の様子と現在の赤十字の人道活動についてお話しさせていただきました。
これからもポーランドと日本の末永い交流を願っています!