コロナ禍での工夫したボランティア活動の紹介!その13 ~もしもにそなえる!災害時のごはん講座&町の防災訓練に参加~
11月20日(土)、長瀞町社会福祉協議会主催のボランティア体験講座の一環で、町内の小中学生や保護者に向けて、ローリングストックなど災害時の食の備えについて考える講座が開催され、総勢59 名の参加者のうち、町内小中学生とその保護者40 名以上が参加。
そこに長瀞町赤十字奉仕団が参加し、新井委員長が各家庭で災害時の備蓄を実践することの大切さを伝えるために、アルファ化米※1の紹介などの講演を行いました。
講演の中では、奉仕団の活動紹介や救急法の紹介、参加した奉仕団員による三角巾を使った応急手当の実演も行いました。また、県支部作成の「地震減災BOOK」を参加者へ配付しました。
参加した奉仕団員からは以下のような感想をいただきました。
「参加者のみなさんは積極的に手を上げて、講演者の質問に答えていたので、子どものころから防災などについて考えることは良いことだと感じ、このような防災教育の大切さも実感した。」
「応急手当について、実演でやらなかったもので、ハンドブックに掲載されていたものについて、どうやるのかと積極的に奉仕団員に訪ねてきたり、備蓄もしているとの声がでていた。子どもや若い親も、防災などについてよく考えて行動しているんだなと感じた。自分たちも改めて自宅の備蓄を見直さなければと反省した。」
また、11月28日(日)には総勢約200名が参加した長瀞町主催の防災訓練があり、奉仕団も参加しました。
訓練は2部構成で、第1部では町内各行政区や消防団、町による災害発生時の情報収集方法などの確認、第2部では防災拠点運用に関する消防署や自衛隊、町の避難所運用に使用する資材展示がありました。
奉仕団は主に第2部に参加し、ハイゼックス炊飯※2や応急手当に関する資材、資料を配付しながら防災意識の啓発活動を行いました。
県内の赤十字奉仕団のみなさんは、コロナ禍でありますが、工夫を凝らしながらボランティア活動を行っています。
支部としても引き続きサポートして参ります!
※1 アルファ化米
炊き上げた米を乾燥させて、水分を飛ばした状態のもの。
※2 ハイゼックス
超高分子量ポリエチレンの袋(約30×10cm)で、少しのきれいな水とお米を袋に入れて炊くものです。