障がい者スポーツ「ゴールボール」の体験を通じて、県内青少年赤十字高校生メンバーが 交流を深めました!
埼玉県支部では、県内青少年赤十字加盟高等学校の生徒で組織されている高校生協議会 役員・委員のメンバーが中心となって、毎回テーマを決めて学習会を開催しています。
9月18日(日)、「障がい者スポーツ への興味関心を高めよう」をテーマに、今年度第1回の学習会がさいたま市岩槻区内で開催され、県内5つの高校から青少年赤十字(Junior Red Cross通称 JRC)高校生メンバー17人、指導者2人が参加しました。
今回の学習会は、推進委員会のメンバーが夏休み前から企画をし、障がい者スポーツである「ゴールボール」の体験を通じて障がい者について知り、その後、自分たちがどのように関わっていくことができるかを考える機会とすることを目的にしました。
埼玉ゴールボールクラブから講師である江黑 直樹さまをお招きし、視覚に障がいを持った方々のお話しや、ゴールボールに関する概要やルールの説明などをご指導いただいた後、実際にラインテープを貼ったコート内で、3人一組になってゴールボールを体験しました。
体験中はアイシェードを装着し、音と感覚を頼りに、周囲の仲間とコミュニケーションを取りながら行いました。初めての体験に参加者は最初戸惑いを見せるも、時間が経つにつれ感覚をつかみ、また交流も深まるなど、楽しく学習会を終了することができました。
≪参加した生徒の感想≫(※基本的に原文のまま掲載しています。)
「ゴールボールの存在すら知らなかったけれど、今回身をもって体験してとても暗闇というのがこんなにも不安で怖い気持ちでいっぱいになることが分かりました。でも、凹凸や掛け声などとっても大切だと分かりました。改めて学んだことがたくさんあって難しかったけど楽しくできたし、新たな交流もできたので良かったです。ありがとうございました。」(高校生JRCメンバー・1年)
「今回は貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。ゴールボールはなんとなくルールを知っている程度だったのですが実際にやってみるとゴールボールの難しさ、楽しさ、仲間と協力する事の大切さを学ぶことができました。健常者が行うスポーツと障がいを持った人が行うスポーツも根本的な所は同じなんだなと思いました。」(高校生JRCメンバー・3年)
「いつもできない他校のJRCの方々と交流ができ少し仲を深められたかなと思います。県役会だけではなくJRCで集まってこのように楽しむことができるのはいいことだなと思い、また楽しかったです!」(高校生JRCメンバー・2年)
1から企画をし、当日も会を運営してくださった推進委員会のみなさま、お疲れ様でした!
JRCでは、リーダーシップやコミュニケーション、ボランティアサービスがとても大切だということを学びます。今回の学習会を通じて、さらに次のJRC活動に活かしていただけたら幸いです。