サマーキャンプで防災ワークショップを実施~親子で楽しみながら"防災"を自分事に~
8月24日から25日にかけて、さいたま市立東大成小学校で開催された「サマーキャンプ~防災について学ぼう in 東大成小学校」に協力し、防災講座を担当しました。
当日は同校の児童や保護者等50人が参加し、楽しみながら防災について学びました。
講座は、3部構成で実施。
1部では、赤十字防災セミナー「おうちのキケン」のワークに挑戦。
このカリキュラムは、自宅の部屋の平面図を描き、地震が起きた時に考えられる危険とその対策について考えることを目的にしています。各自想像力を働かせ、ペアワークでは互いに図を見せ合いながら、どこが危険なのか真剣に共有していました。
2部では、防災ボードゲーム「いえまですごろく」をグループに分かれて行いました。
ここでは、外出先で地震に遭った時に街の中にはどんな危険があるのかを知り、日ごろから家族で集合場所を話し合っておくことの大切さなどを学んでいただきました。
3部では、避難所で役立つ実技を体験していただきました。
新聞紙を材料にスリッパを作成したり、自分の手で相手の肩や腕をさするリラクゼーションを体験しました。
参加者からは「家の中の危険な場所に気づくことができた」「家族がバラバラの時にどう行動するかルールを決めたい」などの感想をいただきました。
災害はいつやってくるか分からないからこそ、日ごろからの備えが大切です。
今回参加していただいた皆さんがそれぞれの問題に気づき、備えをするために行動を起こしてくれることを願います。