"被災者の宝物をきれいに"熱海市赤十字奉仕団の災害時活動
7月3日に発生した熱海市土石流災害において、被災家屋から流出し、警察、自衛隊、消防が捜索活動と並行して回収した写真や手紙、ランドセル、卒業証書などの拾得物を持ち主に戻すため、熱海市赤十字奉仕団(全団員の中から約20名)は、熱海花の会(ボランティア団体)、市職員と協力して、付着した泥を洗浄する活動を行っています。
7月中旬から9月までは毎日(平日のみ)、10月からは週に1回の活動で、洗浄には廃校になった小学校校舎の水道を利用しています。
10月14日に行われた静岡県地域赤十字奉仕団委員会では、同市奉仕団 椎野政子委員長から「持ち主にとっては大切な宝物ですから、一つ1つ丁寧に洗いました。未だ拾得物が見つかっているので、この活動を引き続き奉仕団にさせてもらえるよう、市に申し入れています」との報告がありました。
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拾得物の洗浄作業
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洗浄した写真
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地域赤十字奉仕団委員会で発表する椎野委員長