ジャジャジャジャーーーン♪ 「第九」初演の地で三島中学生が人道学習
日本武道館で初のロックコンサートを行ったのはビートルズ。
靴下を日本で初めて履いたのは水戸光圀公。
交響曲第九番アジア初演の地は鳴門市
...なんです!
さて、どうして鳴門市なのでしょうか。
それは、第一次世界大戦時に捕虜となったドイツ兵の収容所が、現在の鳴門市大麻町にあったからです。そして、このドイツ兵が地域の方に披露したのがこの「第九」なんです。
戦時中にもかかわらず、敵兵が地域住民と交流を図り、文化的な暮らしができたのも、赤十字精神を持っていた当時の所長「松江豊寿」の考えあってこそです。
実はこの話、中学校の教科書に載っています。
そして、この史実をもっと知りたいとやってきたのが「美馬市立三島中学校」の1年生12名です。
11月8日、遠足を利用して、資料館である「鳴門市ドイツ館」にやってきました。
「よく来たね。いらっしゃい!」
おやおや、松江所長がお出迎えですね。
さて、日本赤十字社徳島県支部は、この史実を紙芝居にして、県内外の児童・生徒に披露しています。
お話は、地元鳴門市の赤十字人道紙芝居語り部ボランティアのお二人に務めていただきました。
カーン カーン カーン (拍子木)
「トザイ(東西) トウーザイ(東西)
これから始まる紙芝居
ときは 大正時代の2年と10カ月
鳴門は板東俘虜収容所
そこで繰り広げられた奇跡の物語
人道 博愛 そして友情
第九の歓喜とともに 今もここに生きている
そんな こんなの物語
それでは いよいよ「ばんどうのコスモス」の
始まり~ 始まり~
・・・・・・」
カン カン カン カン カン カン...(拍子木)
紙芝居を聴いた生徒からは、
「ドイツ兵の墓を守ってきた地元の方がいたからこそ、今もドイツとの関係が続いていると知り、感動しました。」
「教科書に載っていない、赤十字との関係が知れて興味深かったです。」
など、しっかりと学びを深めている様子でした。
徳島県は、この史実を記録した「板東俘虜収容所関係資料」をユネスコ「世界の記憶」に登録するための取り組みを行っています。
皆さんもぜひ、板東俘虜収容所のこと、そして赤十字との関係について調べてみてくださいね。
▼板東俘虜収容所と赤十字との関係は下のURLから
https://www.jrc.or.jp/chapter/tokushima/apeal/2020/1002_007999.html