災害で救護!医療班を救援! 救護救援奉仕団が災害対応資器材の取り扱いを訓練

 災害時、速やかな救護活動は、多くの命を救います。

 平時から、防災に力を入れることは、みんなで命を守り合えます。

 平時、非常時から備える奉仕団、「徳島県赤十字救護救援奉仕団」が11月7日に研修会を開催し、日赤徳島県支部が配備している災害対応資器材の取り扱い訓練を行いました。

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 まずは、「食」の支援。

 被災直後に供給されるのは、おにぎりやパン、弁当が中心。あたたかい食事を提供できるように、徳島県支部は県内に216基の大釜(災害用移動炊飯器)を配備しています。

 さらに“おかし”が作れたら、もっと嬉しいはず...

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 今回は、ホットケーキミックスとジュースで簡単に作れる蒸しパンを作りました。

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 どうですか?

 うまくできているでしょ!

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 そのあとは、徳島県支部の災害対応資器材を確認。

 とっさの時に使えるよう、訓練を行います。

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 まずは、テント。

 徳島県支部が県内に83張を配備し、災害時の活動拠点として、また平時は防災訓練等で活用していただいています。

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 そして、このテント内を臨時救護所と想定し、活動しやすいデザインを考えました。

 受付をどこにするのか、ライトはどの角度で照らすのか、ベッドはどのように配置するのか、団員全員で話し合いながらの設営です。

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 どうですか?

 なかなかに活動しやすいレイアウトでしょ?

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 最後は、災害時要配慮者用段ボールベッドの組み立て訓練です。

 要支援者用と乳児用の2種類を、県内に210セットずつ配備するよう進めています。

 市販されていない、徳島県支部完全オリジナルです。組み立てをサポートしてくれるスタッフがいたら、安心できますね。

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 熊本地震では死者の8割が災害関連死。避難生活で多く見られました。

 そのような方を1人でも減らしたい、その思いを胸に、迅速な設置ができるよう作業を行いました。

 これからも、救護救援奉仕団は災害対応能力強化に努めますよ!

 皆さんの地域で、力強いリーダーになってくれるはずです。