徳島県赤十字有功会が若年層献血推進を支援
この度、徳島県赤十字有功会から若年層献血者への記念品として、「レトルトカレー」800食をご寄贈いただきました。
徳島県における若年層献血者数は全国平均を大きく下回っており、さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響から、若年層向け献血イベントの中止等が相次ぎ、例年に増して献血者数の減少傾向が見られています。
11月11日に徳島県支部で行われた贈呈式では、岡田 好史 有功会長から「学生生活に様々な制限がかかる中、大学で献血推進活動に取り組んでいる皆さんの地道な活動を少しでも応援できればとのことで、この記念品をお贈りしたい。」と、徳島県学生赤十字奉仕団の代表者2名に記念品のパネルが手渡されました。
奉仕団の委員長を務める脇坂 心美さんは、「思い描いていた大学生活を送ることができない中、学内献血イベントも延期になり、献血の魅力を伝える機会が少なくなっていたことが残念だった。しかし、12月には学内献血イベントが決まり、協力してもらう機会ができて嬉しい。心強い支援をいただいたので、献血推進のためにより一層頑張りたい。」と力強く述べました。
また、徳島県赤十字血液センター新谷所長は徳島県における若年層献血の現状について、「安定的な血液製剤供給のためには継続性が重要となる。実際、何度も献血に協力いただいている方の中には、学生時代に献血をしたからという理由も多い。この度のご支援を最大限活用させていただき、これまで以上に学内献血等若年層への推進に尽力していきたい。」と話しました。
ご寄贈いただきました「レトルトカレー」は、11月19日から献血にご協力いただいた学生の方にお渡しいたします。
パネルを手渡す岡田会長(左)と
徳島県学生赤十字奉仕団の代表者