令和6年度 救護員としての看護師研修を開催しました
令和6年11月19日(火)、日本赤十字社山口県支部にて、山口赤十字病院の看護師を対象とした『救護員としての看護師研修』を開催しました。この研修は、災害発生時に迅速かつ的確な対応ができるようになるための災害救護演習を目的としています。
研修では、以下の内容を実施しました:
- 担架による傷病者の搬送方法
- 通信手段としての無線機の使用方法
- 傷病者へのトリアージ(※)方法
(※)トリアージとは、災害や事故などで多数の傷病者が発生した際に、治療の優先順位を決定するための方法です。傷病者の状態を迅速に評価し、治療の緊急度に応じて分類することで、限られた医療資源を効果的に活用することができます。
研修の最後には、災害時におけるシミュレーション研修として、トリアージ実働演習を行いました。参加者は実践的な訓練を通じて、災害時の対応力を高めることができました。
日本赤十字社では、今後も災害に対応するため、訓練・研修を重ねて万全の救護体制を整えていき、県民の皆様のために寄与できるよう備えます。
引き続き、皆様のご理解・ご支援をよろしくお願いします。