山口県生活改善実行グループ連絡協議会とタイアップ!地域の防災・減災活動進行中!
日本赤十字社山口県支部では、今年度は山口県生活改善実行グループ連絡協議会と連携し、
「防災・減災を中心に地域のくらしの安心・安全を確保する活動推進事業」を進めています。
◆山口県生活改善実行グループ連絡協議会(山本(やまもと) シゲ子(しげこ)会長)
健康で住みよい農山漁村生活をめざし、「私は、わが家や地域の実践者!」をスローガンに、
農山漁村女性の社会参画の促進と地位の向上を図ることを目的にして、昭和39年3月5日に発足した組織。
平成27年6月1日現在、210グループ(1,778名)が加入。
この取り組みは、山口県生活改善実行グループ連絡協議会の有する集落点検、
地域活動推進等のノウハウを活用し、地域の実情に応じて、災害から身を守るための学習会や、
地域住民の連携を強化するための交流会を開催し、防災・減災意識と要援護者を災害等から守るための
知識・技術の普及浸透を図ろうとするものです。また、今後は、地域に暮らす人、要支援者、避難ルート、
危険個所等を点検した「助け合いマップ」を作成し、地域での共有を進めます。
今回は、防府市と周南市鹿野渋川の2地区で行うこととなり、この度第1回目の学習会を開催しました。
①周南市鹿野渋川生活改善実行グループ連絡協議会
11月2日、渋川ふれあいの家にて、土砂災害ハザードマップを見ながら地域の災害リスク、
防災情報をどのように入手するのか等災害から自らを守る方法を確認しました。
また、AEDを使った心肺蘇生法、三角巾、カーディガン・スーパーの買い物袋等
身近な物を使った応急手当を行い、災害時の「自助」の重要性を再認識しました。
参加者からは、「ハザードマップの存在は知っていたが、改めて自分の地域の危険度を知ることができた。」
「カーディガンを使用した腕の吊り方があるなんて知らなかった。」等の感想が寄せられました。
②防府市生活改善実行グループ連絡協議会
11月11日、ミルクキッチン燦・燦及び池田牧場にて、高潮、洪水等ハザードマップを見ながら
地域の災害リスク、防災情報をどのように入手するのか等災害から自らを守る方法を確認しました。
また、熱に強いポリエチレン袋(ハイゼックス)を使用した米の炊き出しや、
ミルクキッチン燦・燦の定番メニュー「ミルク鍋」のオリジナル非常食の試食も行いました。
学習会のまとめとして、参加者の居住地の地図に、主要道路、防災・減災に必要な施設、
災害時頼りになる人等を書き込み、災害発生時にどんな行動をすればよいのかをグループで活発に話し合いました。