(速報2)ハイチ大地震 日本赤十字社は緊急支援として2000万円の資金援助を決定
今月14日に中米カリブ海の島国ハイチ共和国で発生した大地震では、これまでに死者1,941人、負傷者6,900人以上が確認されたと報道されています。また、37,300棟以上の建物が倒壊し、約46,000棟が何らかの被害を受け、多くの人々が住む家を失っています(8月16日時点・国連発表)。加えて、地震による土砂崩れも各地で確認されており、17日に被災地に最接近した熱帯低気圧「グレース」によるさらなる影響も懸念されています。
この事態に、国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)は8月15日、被災者の救援活動を支援するため1,000万スイスフラン(約12億円)の緊急救援アピールを発出しました。このたび、日本赤十字社は、緊急支援として同アピールに対して2,000万円の資金援助を決定しました。
現地では今もなお、ハイチ赤十字社のスタッフ・ボランティアによる被災者の捜索・救助、負傷者の救急搬送や応急手当などの活動がつづけられています。今後ますます高まるであろう医療ニーズの把握も急がれています。日本赤十字社を含む各国の赤十字社は、連盟の調整のもと、ハイチ赤十字社とともに被災者の救援活動に力を尽くします。
日本赤十字社では、被災された方の救援及びハイチ共和国での赤十字の人道支援のために救援金の募集を開始いたしました。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。