【速報6】台湾東部沖地震:地震から2か月、日赤は7億5,000万円の追加資金援助を実施
4月3日に台湾の東部沖沿岸で発生した大地震から今日で2か月が経ちました。被災地では発災直後の救援活動は落ち着きを見せ、被災者が生活を立て直すための復興支援が徐々に進められています。
現在、日本赤十字社で受け付け中の「2024年台湾東部沖地震救援金」は、多くの皆さまからのご支援をいただき、これまでに10億8,973万6,301円(5月31日集計時点速報値)に上る救援金を受け付けております。
この度、皆さまからお寄せいただいた救援金をもとに、台湾赤十字組織へ7億5,000万円の追加資金援助を実施いたしました。前回の3億円の資金援助と併せ、これまでに日本赤十字社として台湾赤十字組織あてに行った資金援助の総額は、10億5,000万円になりました。
被災者の生活再建、将来に向けた防災活動を支えるため、日本赤十字社は今後も台湾赤十字組織との連絡・調整を行い、被災地の復興を支援していきます。引き続き、皆さまの温かなご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
台湾赤十字組織の最新の活動、台湾と日本の赤十字の深いつながり等をまとめた記事が日本赤十字社の広報誌「赤十字NEWS6月号」に掲載されました。最新の状況は、オンライン版赤十字NEWS6月号よりご確認ください。
余震で被災した人びとへ救援物資を配付する準備を進める台湾赤十字組織のスタッフ©TRCO
救援・復興計画について協議する台湾赤十字組織のチーム ©TRCO
「2024年台湾東部沖地震救援金」
受付期間: 2024年4月5日(金)~ 2024年6月28日(金)
使途 : 台湾赤十字組織が行う救援・復興支援活動及び防災・減災事業等