【終了】ケニア(地域保健強化事業第2期)
ケニア地域保健強化事業は、診療所が近隣に存在しない地域で毎月行う巡回診療や、育成した保健ボランティアによる健康衛生教育を通じて、住民が保健サービスを受けやすくなることや乳幼児の予防接種率の上昇、水因性疾病の減少、住民の行動変容などの成果が見られています。
しかし、ケニア全体の乳幼児死亡率が出生1000人あたり52人であるのに対し、事業を実施しているガルバチューラ県では出生1000人あたり75人と高い確率で推移しています。
妊産婦死亡率は国全体では10万件あたり488人に対して、同県では990人に上ります。
このように母子保健を取り巻く環境は改善が必要であることから、日本赤十字社とケニア赤十字社はさらに5年間の継続支援を決定し、2013(平成25)年1月から「地域保健強化事業第2期」を開始しました。日本からの要員も派遣し、円滑な事業管理を実施しています。
事業概要
事業名: | ケニア地域保健強化事業第2期 ※通称「愛ホップ2」 |
事業地: | ケニア共和国 ガルバチューラ県 ガルバチューラ郡、セリチョー郡 |
事業期間: | 2013年1月~2017年12月 |
事業目標: | 地域住民の保健医療施設と地域保健サービスへのアクセスが向上する |
期待される成果
- 住民の保健にかかわる行動が改善する
- 5歳未満児と妊産婦の栄養状態を改善し、生計が向上する
- 地域保健システムを改善する
ケニア地域保健強化事業をご支援ください!
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