13/11/13
台湾赤十字組織による海外救援金を活用し、日本赤十字社が建築費を助成した福島県新地町の「被災高齢者共同住宅」の落成式が11月6日に行われ、出席した同町の加藤憲郎町長らから感謝の言葉が寄せられました。
(写真左:共同住宅は全部で29戸。共同利用できるコミュニティースペースが設けられており、ボランティアによる生活支援や介護予防サービスへの活用が期待されています)
被災高齢者共同住宅は、震災により住宅を失った高齢者世帯のうち、自宅再建や民間賃貸の利用が困難な世帯を対象にしたもの。住み慣れた場所から離れて暮らす高齢被災者が、新たなコミュニティーを築いていけるよう、入居者が「一つ屋根の下」に暮らすイメージで設計されています。
日本赤十字社は、台湾赤十字組織が寄せた救援金から3億円を助成し、建築をサポートしました。
(写真右:新地町長から感謝状の贈呈を受ける台湾赤十字組織の葉副会長)