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東日本大震災活動レポート

教育支援

大自然の中でリフレッシュ~サマーキャンプ2013

13/08/29

 「北海道って、気持ちいい!」「友達がたくさんできたよ!」――日本赤十字社では7月22日~8月18日、北海道のルスツリゾート(留寿都村)で「サマーキャンプ2013 in クロスヴィレッジ」を開催。東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県の小中学生2337人が参加しました。

 震災を機に生活環境が大きく変化した被災地の子どもたちに、北海道の大自然の中で心身ともにリフレッシュしてもらうとともに、仲間との協調や助け合いを学び、将来の夢や進路について考えるきっかけを作ってほしいという思いで実施し、昨年に続き2回目です。

 およそ1カ月にわたる期間中、3泊4日のキャンプが9回行われました。子どもたちは初めて出会った仲間と班をつくり、早速班の目標作りなどを話し合います。初めは戸惑っていた子どもたちですが、徐々に会話が弾み、すぐに笑顔で肩を組み合う光景も。

 2日目からは、山野を駆け巡ってチェックポイントを探すオリエンテーションや、北海道の自然と触れ合いながら体験するラフティング・乗馬・マウンテンバイクなど盛りだくさんのプログラムに、大きな歓声と笑顔が広がりました。
(写真右:全身びしょ濡れになりながら笑顔でラフティング)

 また、高齢者・障がい者へのサポート方法を学び、国際理解・環境問題など視野を広げる学習などにも取り組みました。

 このサマーキャンプには子どもたちをサポートするため、協力企業や団体、大学、青年赤十字奉仕団などから約500人のボランティアが参加してくださいました。
(写真左:疑似体験セットを装着し、高齢者の気持ちを学びます)

※この復興支援事業には世界100の国・地域の赤十字・赤新月社から寄せられた「海外救援金」が活用されています。国内外から寄せられた「義援金」は全額が自治体を通じて被災者の皆さまに届けられています。

»【実施報告書 PDF:3.14MB】