13/07/17
日本赤十字社福島県支部では今年度1回目の「赤十字すまいるぱーく」を7月2日から12日まで福島市南体育館で開催。園児や保護者など7,508人が来場し、元気いっぱいの笑顔を咲かせました。
すまいるぱーくは、放射線への心配から外遊びが制限されている子どもたちに、思いきり体を動かして遊ぶ機会を提供しようという日赤の復興支援事業の一環です。
会場には、巨大なエア遊具やボールプール、エアトラックなどの遊具がずらり。保護者や幼稚園の先生からは「会場も広く、子どもたちがのびのび体を動かせるのが嬉しい」「子どもたちの表情も普段より輝いてます」と喜びの声が聞かれました。
(写真:笑顔で会場を遊び回る子どもたち。額に汗が弾けます)
震災から2年以上が経過しましたが、「まだまだ福島県は立ち直る途中」(福島県支部野崎洋一事務局長)。放射線への不安は残っています。
4歳の理日柊(りひと)くんと一緒に来場した川越文代さんは「除染されたとはいっても気になりますね。公園でも遊ばせないようにしています」。運動不足などへの不安から外遊びをさせているという保護者も「土には触らせないよう注意してます」と声をそろえました。
それだけに「すまいるぱーく」には保護者からの高い期待が寄せられています。今年は7月の福島市を皮切りに、年末まで福島県内計6市を巡回する予定です。
(写真:会場内には巨大なエア遊具やボールプール、エアトラックなどの遊具がずらり)
赤十字すいまるぱーくの詳細は特設サイトをご覧ください。