日本赤十字社が東日本大震災で被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県に配備支援を行っている防災倉庫の贈呈式が11月５日、宮城県石巻市で開かれ、亀山　紘（かめやま　ひろし）市長から感謝の言葉が寄せられました。

（写真左：防災倉庫の配備支援は、海外から寄せられた海外救援金による復興支援事業の一環として行われています）

　石巻市の副市長や教育委員会教育長などが参加し、同市の開北小学校で行われた贈呈式で亀山市長は「東日本大震災の際の反省に立ち、災害備蓄計画を策定し、整備を進めていますが、まだ完全ではありません」と現状を報告。こうした中、日赤の支援により防災倉庫と資器材が市内54カ所に配備されたことについて感謝を述べるとともに、「市と日赤とはあらゆる分野での更なる連携を図っていく必要があると考えます」と関係強化に期待を寄せました。