15/03/09
ANAのスタッフが機内用カートを使って参加者にサービス
日本赤十字社(以下、日赤)はバレンタインデーの2月14日、全日本空輸株式会社(以下、ANA)とタイアップした東日本大震災復興支援イベント「こうくうフェア~健康教室&バレンタインケーキ作り」を福島市内にある松川工業団地第1仮設住宅で開催。
飯舘村から避難している皆さんが日赤の職員やボランティア、ANAグループのスタッフとともに楽しい一日を過ごしました。
「こうくうフェア」は仮設住宅に住む皆さんの健康維持やコミュニティーの活性化を目的に開催したもので、昨年に続いて2回目です。
福島県支部による健康教室で全員が体と気持ちをほぐした後、航空機内のように装飾された会場内でANAスタッフが機内用カートでドリンクサービス。飯舘村赤十字奉仕団のメンバーが作った豚汁も振舞われました。
昼食後は県内で採れたイチゴやチョコレートなどを使ってケーキ作りにチャレンジ。参加者一人ひとりが思いを込めたケーキの出来栄えに、会場内のあちらこちらから歓声と笑いが沸き起こりました。
みんなの笑顔が冬の寒さを吹き飛ばして、福島に春を呼びます
参加者からは「ANAの人の話に興味がありました。こういうイベントがあると気持ちがぱっと明るくなります」「みんなの顔を見ることができて、とても元気になりました」と喜びの声。
ANAスタッフからは「少しでも元気になってもらいたいと思って来ました。『来てくれてありがとう』と言われて感動しました」と語りました。