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東日本大震災活動レポート

生活再建

みんなで楽しく一緒に歩こう!
~ノルディックウォーキングによる健康増進とコミュニティーづくり~

12/05/14

 日本赤十字社では、岩手県宮古市以南沿岸の6市町において赤十字ボランティアが中心となって、健康生活支援の一環で高齢者にも気軽に楽しめるノルディックウォーキングを定期的に開催しています。
 フィンランド生まれのこのスポーツは、ポールを補助に歩くため脚への負担が少なく、両腕には適度の負荷がかかります。通常のウォーキングと比べてエネルギー消費量が2割程度高くなり、健康増進に役立つと言われています。歩きながら会話を楽しめることから、近所付き合いが希薄になりがちな高齢男性にも参加しやすい活動となっています。これまでに、延べ62回開催し約750名の方々が参加しました。5月20日には岩手県支部にノルディックウォーキング奉仕団が結成され、今後も継続して実施していきます。

 この活動を普及している日赤北海道支部伊達市救急法赤十字奉仕団メンバーの藤田さんは、「仮設住宅に入居している方が、体を動かすことで少しでもリラックスし、屋外に出ようという気力が生まれれば幸いです。」と話しています。
 日本赤十字社は、仮設住宅などで暮らす方々の健康を守り、住民同士の交流の場を提供するため支援を続けて参ります。