【4年ぶりの宿泊対面開催!】~全国における赤十字運動のリーダーとして~令和5年度赤十字ボランティア・リーダー研修会を開催!
日本赤十字社は、赤十字奉仕団等ボランティアを対象とした様々な研修会を開催しています。各支部の研修を修了したボランティアを対象にした研修会を開催しており、その1つである「令和5年度赤十字ボランティア・リーダー研修会」を8月26日~28日に開催しました。
赤十字ボランティア・リーダー研修会とは?
令和5年度は、4年ぶりに国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて宿泊を伴う集合形式で開催し、北は青森県、南は鹿児島県から計36名の赤十字ボランティア(地域赤十字奉仕団・特殊赤十字奉仕団・青年赤十字奉仕団)が参加しました。
本研修会の目的は、赤十字の理念と活動を深く理解し、各都道府県における赤十字運動の推進リーダーとしての資質を向上させること、また赤十字マインドを持ったボランティアとして、平時及び災害発生時に地域の人道ニーズを捉えた活動を行う力を養うことです。
研修内容・参加者の様子について
研修会は、アイスブレイクをはさみ、日本赤十字社の基本方針と奉仕団に期待される役割を伝えることからはじまりました。
研修会の主役は参加者であるととらえ、本研修会では自主的に掲示板を確認することを促し、参加者が「気づき」「考え」「実行する」を実践する中で、目的の達成を目指しました。
その後、地域赤十字奉仕団・特殊赤十字奉仕団と青年赤十字奉仕団に分かれて、研修を進めました。参加者はそれぞれの講義やグループワークを通して奉仕団のリーダーに必要なコミュニケーション力やリーダーの資質について学び、研修全体を通して自身の赤十字への思いに立ち返り、日頃の奉仕団活動を振り返りました。
今年度は、長く続いたコロナ禍で奉仕団活動が思うようにできず不安げな面持ちで研修会に臨んだ参加者もいました。しかしながら最終日には、自分たちの強みを生かして、できることから奉仕団活動を活性化していきたい、さらには学んだことを各奉仕団員に伝えていきたいという自信に満ちた姿が見られました。
今後の活動に向けた活動計画書を作成する参加者
参加者の声
参加者からは「活動計画について学べたのがとてもよかった。ニーズ(必要な支援)とデザイアー(活動する者の興味や関心)の関係については活動を計画する際に課題と感じていたため、これからの地元での活動の参考になる」「自分の知らない活動経験や考えをもつ参加者との対話は多くの刺激を与えてくれた」「自分自身の考え方や方向を見つめ直す機会をいただいた」といった声が聞かれました。
参加者は今後、自身の所属する都道府県支部でこの研修会において作成した活動計画書をもとに、人道的ニーズに応える活動を展開していきます。
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